札幌市で多い害獣被害の傾向
夜中に天井裏から物音がすると、落ち着いて眠れず心配になりますよね。札幌市では豊かな自然と都市部が隣り合っており、野生動物が住宅街へ入り込む被害が増えています。
まずは、札幌市の害獣被害について次の3点をおさえておきましょう。
- 札幌市ではアライグマやコウモリなどによる住宅の被害が多く見られます。
- 鳥獣保護管理法により、野生動物を許可なくご自身で捕獲することはできません。
- 駆除は専門業者へ依頼し、侵入経路の封鎖まで行うのが確実です。
札幌市で被害が多い主な野生動物
札幌市内で特に被害の報告が多い野生動物は、次のとおりです。
- アライグマ:特定外来生物に指定され、気性が荒く建物や農作物を荒らします。
- コウモリ:わずかな隙間から屋根裏に入り込み、騒音や糞による被害をもたらします。
- カラス:ゴミの散乱など、市民の生活に影響を与えます。
このほか、札幌市ではヒグマが生活圏に出没することもあります。ヒグマは駆除業者に依頼する対象ではありません。見かけたときは近づかず、市や警察へ通報してください。
なお、札幌市ではキツネの駆除は行っていません。アライグマについては、札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課が窓口となり、市委託業者による箱わなの設置支援を行っています。
法令と制度で注意したいこと
アライグマやコウモリなどは鳥獣保護管理法の対象です。許可なくご自身で捕獲や殺処分を行うことは、法律で禁止されています。とくにアライグマは特定外来生物に指定されています。
- 専門業者への相談:ご自身で対処しようとせず、専門業者に相談しましょう。
- 窓口への確認:個別の法的な判断は、札幌市の担当窓口や専門業者に確認してください。
- 最新情報の確認:自治体の支援制度や受付時間は変更される場合があるため、札幌市の公式サイトでご確認ください。
法令や制度についての注意点は、この見出しにまとめています。以降の章では、被害の特徴や依頼の流れを中心にお伝えします。
二次被害と健康への影響
害獣の糞尿は、建物の腐食やダニ、アレルギーなどの健康被害につながるおそれがあります。体調に不安がある場合は医療機関を受診し、公衆衛生に関することは札幌市保健所へ相談してください。
再発を防ぐには、専門業者による侵入経路封鎖と糞尿清掃が欠かせません。業者に相談するときは、次の点が目安になります。
- 多くの業者が現地調査は無料で対応しています。
- 施工後の再発保証を付けられるプランもあります。
- 専門資格を持つペストコントロール協会の加盟業者への相談も有効です。
害獣別に見る被害の特徴と対処

アライグマの特徴と対処
アライグマは、札幌市内の住宅の天井裏に住みつき、騒音や糞尿の被害を引き起こします。気性が荒いため、近づいたり、ご自身で捕まえようとしたりするのは避けてください。
対処の手順は次のとおりです。
- プロへの相談:許可のない捕獲は制限されているため、専門業者へ連絡します。
- 現地調査の依頼:現地調査が無料の業者を複数比べ、被害状況を確認してもらいます。
- 侵入経路の対処:追い出し後の侵入経路封鎖と、衛生面を考えた糞尿清掃・消毒を行ってもらいます。
市の箱わな設置支援を利用できる場合もあるため、あわせて環境共生担当課へ相談してみましょう。箱わなで捕獲できても、侵入経路が残っていると別の個体が入り込むことがあるため、封鎖まで考えておくと安心です。
コウモリの特徴と対処
コウモリは、わずか1〜2センチの隙間から屋根裏や壁の隙間に入り込み、フンによる被害を発生させます。小さな隙間でも入れるため、侵入口の特定が難しいのが特徴です。
対処の手順は次のとおりです。
- 法律の遵守:コウモリも鳥獣保護管理法の対象のため、ご自身での駆除は行わないようにします。
- 専門業者の選定:北海道ペストコントロール協会に加盟する業者など、技術力のあるプロに相談します。
- 再発防止の確認:施工後に一定期間の再発保証があるプランを選び、隙間を塞いでもらいます。
相談先を選ぶときのポイント
困りごとの内容によって、相談先が変わります。迷ったときは次のように考えると整理しやすくなります。
- 健康面の不安:医療機関や札幌市保健所
- アライグマの捕獲支援:札幌市環境局環境共生担当課
- 屋根裏の駆除や清掃:民間の専門業者
- ヒグマの出没:市や警察へ通報
札幌市の相談窓口と市区の対応
札幌市内で害獣被害に気づいたら、まずは自治体の相談窓口と、市がどこまで対応しているかを確認しておくと安心です。
札幌市の相談窓口と自治体の対応
札幌市では、被害をもたらす動物の種類によって相談窓口が細かく分かれています。
- アライグマ:札幌市環境局環境共生担当課が窓口です。市委託業者による箱わなの設置(最長4週間・年2回・上限あり)や、捕獲後の無料引き取りを行っています。
- ネズミ・蜂の巣・トコジラミ:札幌市保健所生活環境課や各区の保健センターが対応しています。
- カラスの営巣・ごみ対策:各区の清掃事務所が窓口です。公園や街路樹の巣・死骸は、みどりの管理課が担当します。
- キツネ:札幌市では駆除を行っていません。
ご自身での捕獲が禁止されている理由
アライグマやコウモリなどの野生動物は、鳥獣保護管理法によって保護されています。屋根裏の駆除をご自身で進めるのは難しく、次のような理由からプロへの依頼が向いています。
- 法的な捕獲制限:許可なく捕獲や殺処分を行うことは法律で禁止されています。
- 作業の難しさ:屋根裏などの侵入経路封鎖や糞尿清掃には、専門の知識と道具が必要です。
- 安全面:専門資格を持つプロに依頼したほうが、ケガや健康被害の心配を減らせます。
窓口が分かれているのは、動物の種類や被害の場所によって担当する部署が違うためです。どこに相談すればよいかわからないときは、まず札幌市保健所や各区の保健センターに状況を伝え、案内してもらうと安心です。
民間の専門業者による対応
札幌市は、私有地内での直接的な駆除(アライグマの箱わな設置を除く)を行っていません。そのため、実際の駆除作業は民間の専門業者に依頼することになります。
相談先としては、一般社団法人北海道ペストコントロール協会や、現地調査が無料で再発保証が付けられる民間業者がおすすめです。
業者に依頼するまでの流れ
はじめて業者に相談するときは、何から始めればよいか迷いますよね。市の制度と民間業者の役割を分けて考えると、手順がすっきり整理できます。

害獣駆除をプロに依頼する4つのステップ
札幌市でアライグマなどの被害に気づいたとき、専門業者に依頼するまでの基本的な手順は次のとおりです。
- 相談と制度の確認:札幌市環境局環境共生担当課や札幌市保健所に相談し、公的な支援が受けられるか確認します。
- 現地調査の依頼:現地調査が無料の専門業者を複数選び、天井裏や床下の被害状況を調べてもらいます。
- 見積もりの比較:提示された駆除内容や料金、再発保証の有無などを比べます。
- 契約と施工の開始:見積もりに納得できたら書面で契約し、駆除や侵入経路封鎖、糞尿清掃を行ってもらいます。
相談の前に確認しておきたいこと
問い合わせの前に、ご自宅の状況を簡単にまとめておくと、現地調査や見積もりの話がスムーズに進みます。
- 物音の時間帯と場所:天井裏や壁の中など、どこから音がするか
- 被害の様子:天井のシミやにおい、糞の有無など
- 市の制度の利用状況:アライグマの箱わな設置をすでに申し込んでいるか
- 健康面の不安:ご家族にかゆみやアレルギーなどの症状が出ていないか
写真を撮っておくと、業者にも被害の様子を伝えやすくなります。ただし、屋根裏に無理に入ったり、動物に近づいたりするのは控えてください。
札幌市で業者を選ぶときのポイント
業者選びで迷わないために、次の3つのポイントを確認しておきましょう。
- 法令を守った対応:鳥獣保護管理法を守り、適切に対処できる専門業者かどうかを確認します。
- 専門団体への加盟:北海道ペストコントロール協会などに加盟している業者は、技術力と知識のひとつの目安になります。
- 明確な見積もりと保証:料金は被害状況や建物の構造、侵入口の数で変わるため、現地調査後に詳細な見積もりを出してくれる業者が安心です。
費用の考え方と見積もりの取り方

駆除費用の目安と料金の仕組み
害獣駆除の費用は、被害状況や建物の構造、侵入口の数によって変わります。駆除料金の目安は次のとおりです。
害獣の種類 | 駆除料金の目安(税込) |
|---|---|
コウモリ | 8,000円〜 |
アライグマ | 49,500円〜 |
※上記は基本料金で、実際の総額は現地調査後に確定します。複数社から見積もりを取って比べることをおすすめします。
アライグマはコウモリに比べて体が大きく、天井裏の糞尿被害が広がりやすい傾向があります。そのぶん、清掃や侵入経路封鎖の範囲が広くなり、総額が上がることもあります。
見積もりの取り方で確認したいこと
業者を選ぶときは、次の手順で進めるのがおすすめです。
- 現地調査が無料の業者を選ぶ:まずは現地調査を無料で行っている業者へ依頼し、被害状況を正確に把握してもらいます。
- 見積書の内訳を確認する:追い出しだけでなく、侵入経路封鎖や糞尿清掃、消毒の費用が含まれているか確認します。
- 再発保証の有無を確認する:施工後に再び入り込まれた場合に備え、再発保証の期間や条件を書面で確認しておきましょう。
自己負担になる費用と相談先
2026年現在、札幌市ではアライグマの箱わな設置などの支援を行っていますが、屋根裏の糞尿清掃などは自己負担となります。
清掃や修繕が必要なときは、市が紹介する北海道ペストコントロール協会や、札幌市保健所などの窓口、専門業者へ相談しましょう。見積もりの段階で、自己負担になる作業の範囲もあわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
自力で駆除や捕獲をしても法律上問題ありませんか?
アライグマやコウモリなどの野生動物は、鳥獣保護管理法によって保護されています。行政の許可なく捕獲したり殺処分したりすることは法律で禁止されているため、ご自身での捕獲は行わないでください。なお、アライグマは特定外来生物に指定されています。
許可申請や具体的な対応については、札幌市保健所や専門業者へ相談しましょう。一般社団法人北海道ペストコントロール協会でも、専門業者の紹介を行っています。
駆除にかかる費用はどのように決まりますか?
害獣駆除の料金は、被害の状況や建物の構造、侵入口の数などによって変わるため、一概にはいえません。多くの専門業者は現地調査を無料で行っています。まずは複数の業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを比べることをおすすめします。
駆除した後の再発防止や衛生面の対策はどうなりますか?
プロの業者は、害獣を追い出した後に再発防止策と衛生対策を行います。主な対策の手順は次のとおりです。
- 侵入経路封鎖:パンチングメタルや専用の資材を用いて、害獣の侵入口を塞ぎます。
- 糞尿清掃と消毒:天井裏などに残された糞尿の清掃や除菌、消臭を行い、感染症やダニの発生を防ぎます。
- 再発保証の適用:再発した場合に備え、最長10年などの再発保証を付けられる業者もあります。
アレルギーやダニなどによる健康被害が疑われる場合は、早めに医療機関を受診してください。公衆衛生に関する相談は、札幌市保健所でも受け付けています。
まとめ
札幌市内でアライグマやコウモリなどの被害に気づいたら、ご自身での捕獲は避けてください。鳥獣保護管理法で規制されており、アライグマは特定外来生物にも指定されています。
被害を根本から解決するには、専門業者による侵入経路封鎖と糞尿清掃が欠かせません。まずは札幌市保健所や、信頼できる専門業者へ相談してみましょう。
最終的なおすすめの選び方
札幌市で業者を選ぶときは、次のポイントをチェックしてください。
- 現地調査の無料対応:現地調査が無料の業者を選び、正確な見積もりを比べます。
- 再発保証の有無:駆除後に再び入り込まれた場合に備え、再発保証があるか確認します。
- 専門資格の有無:ペストコントロール協会に加盟しているなど、確かな技術を持つ業者を優先します。
具体的な相談先の候補は、次のとおりです。
- 害獣駆除110番:24時間対応で、現地調査が原則無料のため、最初の相談先として向いています。
- 株式会社札幌サニター:ペストコントロール協会に加盟する、地元の自社施工の老舗です。
- みんなの害獣駆除屋さん:アフターケアを重視するなら、最長10年の再発保証を付けられる点が候補になります。
どの業者に相談する場合も、見積もりの内訳と再発保証の条件は書面で確認しておくと安心です。複数社から見積もりを取り、ご自宅の状況に合った業者を選びましょう。



